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【体験談】息子の嫁の性病検査をしようとする姑

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photo by raul gonza|ez

 

結婚を機に性病検査を受けるブライダルチェックというものがあります。結婚後に遺恨を残さないためにもしっかりしておきたいところですね。しかし、今回の体験談は当人ではなく親が出てきたことでややこしい話になっちゃいました…

本人の意志なく性病検査はできません

氏名(年齢):F子(60)
病名:????

 

F子は凛とした雰囲気を漂わせて診察室に入ってきました。
問診票には健康診断とだけ記入があり、スタッフとしては「子宮がん」の検診かしらと思いそのまま呼び出しをさせていただいた。
(健康診断は健康保険の都合上健診部門で取り扱うが、婦人科領域では検査の方法が特殊なので婦人科外来で受付をする事が多い)

 

F子「息子が結婚することになったが、嫁の性病を検査したい。子供が出来るかどうかも詳しく調べてほしい。」
医師「検査自体は本人がいらっしゃれば出来ますが・・・」
F子「嫁は仕事が忙しいらしく、かといって一人っ子の長男に子供が出来ないなんて事になったら困る。息子はそういう事気付かない方だから私が動いているんです。何とか本人が病院に来なくても検査は出来ないですか?」
医師「本人はなんとおっしゃっているんですか?」
F子「うちの息子と結婚したいのであればしてもらって当然です。」
医師「ご本人様と一緒にお越しいただけませんか?」
F子「話の通じない医者ね。もういいわ他探すから。」

 

F子は憤慨して帰宅してしまいました。
その後、検査が出来たのかどうかは不明です。

 

看護師から一言

結婚前に性病の検査をする事はあまり珍しい事ではありません。
産婦人科でも「ブライダルチェック」として、子宮がんと性病についての検査をおすすめしています。結婚前に性病を男女ともに受けることは大切なことです。
ただ、健診する本人の意思も不明、来院がない場合はいくら自費診療としても勝手に話をすすめるわけにはいきません。
就活、恋活、婚活 一般的に親の出てくる場面でなかった事ですが、時代を反映して母親が奮起してしまったのでしょう。

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