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性病感染による不妊症のリスク・危険性

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photo by xshamethestrongx

 

“不妊症”と聞くと出産する女性のことだと思ってしまうそこの男性諸君!子供が出来ない理由が男性にあることも少なくありません。そして性病がそのきっかけとなってしまっている場合もあるんです。性病感染による不快な症状・将来的な疾病リスクに加え、不妊という観点からも性病対策はお早めに!


性病感染で不妊症になる仕組み

性病と言っても色々な種類がありますが全ての性病が不妊症になる危険を持っています。性病は感染症の1つなので、性行為などを通して細菌やウィルスが体内に侵入することで感染します。

  1. 性病に感染

    感染が起こると周辺臓器(皐丸、陰嚢、輸精管、前立腺)に炎症を起こします。

  2. 感染による患部の炎症

    人には免疫反応と言って外部からの細菌やウィルスの侵入があった時、白血球などに含まれている免疫が反応し細菌やウィルスと戦います。戦いが起こると細胞の反応が活発になり熱を帯びます。

  3. 炎症により自覚できる症状が現れる

    熱が出ると水分が集まるので腫れも起きます。

  4. 感染した細胞の変異

    細菌やウィルスが死滅しても炎症が起き熱や腫れを起こした組織の一部が以前の状態に戻れないで癒着や閉塞を起こしてしまいます。癒着や閉塞が起きた組織は本来の役目(精子の産生・輸精機能など)が果たせない事があります。

感染期間が長いほど、また感染回数が多いほど元の状態に戻れない細胞が増えてしまい、最悪不妊症へと発展してしまいます。その為、性病感染の可能性があった場合は一刻も早く検査・治療を受けましょう。

 

性病による炎症後、不妊症の原因となる病気

性病感染による炎症で細胞に変異があった場合、それが原因となり様々な病気を発症する可能性があります。その中でも不妊症に関係性の高い病気を紹介します。

  • 精索静脈瘤

    精嚢に炎症を起こした後、毛細血管に瘤が出来てしまい十分に精子を作る事が出来なくなる状態です。性病以外でおたふくかぜやインフルエンザの感染で起こる事があります。

  • 閉鎖性無精子

    輸精管や精管の炎症から精子の通り道がふさがってしまっている状態です。射精をしても精液は出るが精子が存在しません。

  • 膿精子症

    性病の感染初期に多くの人が自覚する症状で膿のような精子が出ます。自覚症状がなくても炎症を起こしている事もあるため膿の混じった精液が出来てしまうこともあります。膿の混じった精子は運動率が非常に低下するので女性器に射精をしても子宮まで精子がたどり着けないので受精できません。

  • 逆行性射精

    尿道の詰まり(炎症による尿道の閉塞や狭窄)射精をしても精子が膀胱に逆流してしまう状態です。

 

性病感染後、不妊症予防のためにできる事

性病感染不妊症 ではないが・・・
性病になってしまった場合のすべてが不妊症になるわけではありません。炎症の長期化と細菌やウィルスの潜在化が問題なのです。ですから、性病にかかってしまった時にきちんと検査・治療をしましょう。
また、症状が落ち着いたとしても勝手に治療をやめないこと!体の中に細菌やウィルスが潜んでいる事があります。再検査後、医師から治療の終了を告げられるまで、めんどくさくなっても治療を中断しないで続けましょう。

【女性版】性病感染による不妊症のリスク・危険性

【女性版】性病と不妊の関係 イメージ画像

photo by David Photo Studio

 

女性の性病はクラミジアやHPVなど自覚しないで感染している事が多く多いです。感染に気付いて治療をしても、治療を途中で中断したがために骨盤内臓器の感染を残してしまうと不妊症を起こしてしまう危険があります。今は子作りに関係ないと思っていても将来的に子どもが欲しいと思った時に「そういえば」では心身ともに負担が大きすぎます。

 

ということで女性の“性病と不妊症の関係”をまとめました。


性病感染で不妊症になる仕組み

性病のうちどの病気が不妊症になるかと言うと、すべての性病に不妊症になる危険性があります。

  1. 性病に感染

    感染が起こると骨盤内の臓器(子宮、卵管、卵巣)に炎症を起こします。

  2. 感染による患部の炎症

    人には免疫反応と言って外部からの細菌やウィルスの侵入があった時、白血球などに含まれている免疫が反応し細菌やウィルスと戦います。戦いが起こると細胞の反応が活発になり熱を帯びます。

  3. 炎症により自覚できる症状が現れる

    熱が出ると水分が集まるので腫れも起きます。

  4. 炎症により変調をきたす

    熱が出て腫れると組織の再生が活性化されるので余分に組織を再生してしまい、本来の女性ホルモンが分泌低下してしまったり、排卵された卵の通り道を塞いでしまいます。

感染期間が長いほど、また感染回数が多いほど元の状態に戻れない細胞が増えてしまい、最悪不妊症へと発展してしまいます。その為、性病感染の可能性があった場合は一刻も早く検査・治療を受けましょう。

 

不妊症の検査

不妊症とは健康な異性のカップルが12カ月以上避妊していない状態で妊娠しない事をいいます。晩婚化の影響で12カ月を待たずに治療を開始する事もありますが、いずれにしても検査をして不妊症の原因を調べながら治療を行います。ここでは初期に行う検査を紹介させていただきます。

  1. 基礎体温 

    基本的に毎日同じ時間に婦人用のメモリの細かい体温計で口腔内体温を測定し、性交・月経とあわせてグラフ記録します。一月経を一サイクルとして不妊症の外来受診前に2〜3周期ぐらい記録しておくと不要な検査をしなくて済みます。この検査では排卵とホルモンバランスを知る事が出来ます。

  2. 血液検査

    性病とホルモンの濃度、染色体を調べます。

  3. CT・MRI・超音波検査

    骨盤内の臓器の形態を画像により知る事が出来ます。

  4. 卵管造影

    この検査は子宮内に管を入れて水又は空気を流して子宮から卵巣までの状態をレントゲン撮影しながらする検査です。卵管などに癒着がある時にこの検査で治る事もありますが、かなりの痛みを生じます。

夫婦にとって不妊症は深刻な問題です。
性病になると不妊症になるリスクだけでなく子宮外妊娠や流産の危険が大きくなります。その時になってからでは遅いので性病になってもすぐに検査・治療によって後々後悔しない選択をしましょう。

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