カンジダは正確に言うと性行為感染症ではないが、性行為によってパートナー間での感染もある。男女ともに体力のある場合は発症しません。治療に必要な抗生物質の紹介と入手方法まで紹介しています。

発病箇所	受診する科
のど 陰部	性病科 泌尿器科 産婦人科 耳鼻咽頭科(口腔内の場合)

 

ページ内コンテンツ

 

カンジダという白癬菌の一種による感染。膣だけでなく口腔内にできる事もあります。もともと体内にある菌だともいわれていますが、体力低下、妊娠、抗生物質の投与などで膣内の自浄作用が低下した時に起こるともいわれます。(日和見感染ともいう)　　　

 

もともと体内にある菌が、体力低下などのきっかけによって発症します。性行為による感染もありますが、コンドームを使用することは予防に有効です。但し、１００％防げるわけではないので、発病中の性行為は控えた方がいいでしょう。

 

患部	男性	女性
のど	口の中の皮がぺろりと剥ける。まれに白斑出現。
陰部	まれに尿道炎。 包茎の人がなる事がある	チーズかす状のおりもの 激しい陰部の痒み(※) 性交時痛、排尿痛

※入浴時に陰部を石鹸で洗うと逆効果で、痒みを通り越して激しい痛痒さに苦しむ。シャワーなどの流水で流すようにすること。

 

 

培養検査：綿棒でのどや尿道・膣分泌物を擦ってとり、培養する。

→カンジダ検査の費用一覧はコチラ

 

原因である白癬菌を抑える為の抗真菌薬(エンペシド、オキナゾールなど)の投与。薬はクリームか膣錠のもの。女性で症状が激しいときは連日膣洗浄、投薬する事もある。

→カンジダの抗生物質はコチラ

 

妊娠中や体力低下以外に肥満や糖尿病、ピルの服用時に発症しやすい。妊娠中の感染頻度は３０〜４０％で、治療によりほとんどが治癒するが、まれに産道感染を起こす。その場合、出生児に皮膚炎や鵞口瘡(※)を起こす事もある。

 

 

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