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コンジローマの症状と感染経路、治療法

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年間患者数40万人ともいわれる有名な性行為感染症。放置すると将来的に癌になる可能性があるので必ず受診が必要です。(詳しくは下記“コンジローマの原因”参照)コンジローマの治療に必要な抗生物質の紹介と入手方法まで紹介しています。

 

→コンジローマ治療薬の購入・服用方法はコチラ

発病箇所

受診する科

  • 肛門周囲
  • 陰茎
  • 大陰唇
  • 小陰唇
  • 皮膚科
  • 性病科
  • 泌尿器科
  • 産婦人科

 

ページ内コンテンツ

 


将来ガンに繋がる可能性のある性病!!

コンジローマの原因

ヒトパピローマウィルス(HPV)の感染。ヒトパピローマウィルスは100種類以上の型に分けられている。型によってリスクの大小はあるが、将来的に癌になってしまう危険がある。コンジローマは6型11型(癌化リスク:小)、HPV感染症は16型18型(癌化リスク:大)が分かっている。
癌になるまで10年以上の期間があり徐々に細胞が変化していくが、子宮頚癌、陰茎癌、肛門癌が発症すると進行が早く気付いた時には手遅れになってしまう事が多い。

HPVのワクチンについて・・・
HPVの予防接種。15歳以下の女子に接種が進められていた時期もあるが、重篤な副作用の報告があり、現在は任意接種として扱われている。予防接種にはHPVのみ予防できるもの(2価)と、HPV・コンジローマを予防できるもの(4価)がある。
自治体によって助成の違いがあるが1回2万円前後(自費)で2〜3回の接種が勧められている。但し、すでに感染している場合には効果は無い。

 

コンジローマの感染経路

あらゆるセックスで感染するがコンドームは有効。

手に傷がある状態では、皮膚の接触により感染した事例もあるので“手を使った行為”も危険。

 

コンジローマの症状

無症状の事もあるが、多くは白・ピンク色・褐色(黒っぽい茶色)・黒色の疣(イボ)が出来る。1個だけできる事もあるが増殖力が強く群生しカリフラワー状になることもあります。肛門周囲、陰茎、大陰唇、小陰唇によくできます。

人によって痛みのあるものとないものがある。

 

コンジローマの検査方法

イボがあれば診察で診断可能。
コンジローマの診断・治療は健康保険の適用が可能(初診相場:5〜8千円)。
詳細の検査(病理検査、DNA検査)については健康保険が使えないので注意。

病理検査・DNA検査については、検査できる病院が日本には少なくほとんど実施していない。

→コンジローマ検査の費用一覧はコチラ

 

コンジローマの治療法

  • レーザーや窒素による切除術

    少数の時は麻酔の注射の方が痛いので麻酔なしで手術が可能。

  •  

  • べセルナクリームの塗布

    ウィルスの増殖を抑えるクリームだが、量・範囲共に塗り過ぎると、皮膚のただれ・水疱を作るので医師の指示通りに使用すること。

→コンジローマ治療の抗生物質の購入はコチラ

 

コンジローマについての補足

  • よく間違えられる病気

    @フォアダイズ
    生理的変化で病気ではない。脂腺が皮膚から透けて見える。亀頭の付け根や陰茎にできるが1mm未満。

     

    A扁平コンジローマ
    梅毒感染の2期で出来る平たいイボ。コンジローマとは見た目が明らかに違う。血液検査で梅毒の陽性反応が出る。進行する病気なので受診をして治療すること。

  •  

  • 妊娠中の感染は産道での感染を予防するため帝王切開になる事もある。赤ちゃんに感染してしまうと呼吸器乳頭症という喉にイボが出来る病気を発症してしまう。(妊娠中でも必要に応じて外科治療を行う事が可能)。
  •  

  • コンジローマに感染者のうち、4人に1人の割合で治療後3〜4カ月で再発がみられる。

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