性病の教科書

MENU

ヘルペスの症状と感染経路、治療法

このエントリーをはてなブックマークに追加

ヘルペスにはいくつかの種類があるが、性病としては口唇ヘルペス・性器ヘルペスのことを指す場合が多い。症状が出ないケースも多く、知らない間に感染しているケースも少なくない。また再発率が非常に高く、初感染後は8割以上の方が1年以内に再発している。治療に必要な抗生物質の紹介と入手方法まで紹介しています。

 

発病箇所

受診する科

  • 種類により様々(下記参照)
  • 内科
  • 皮膚科
  • 性病科
  • 泌尿器科
  • 産婦人科

 

ページ内コンテンツ

 


再発する可能性の非常に高い性病!!

ヘルペスの原因

ヘルペスウィルスの感染による性行為感染症。日本人の半分がもともと持っているという見解もあり性行為のみが原因だとは断定できない。

ヘルペスの種類

 

水痘・帯状疱疹ヘルペス

 

 

水痘(すいとう)、帯状疱疹(たいじょうほうしん)の原因

 

 

単純ヘルペス1型

 

 

口唇ヘルペス、ヘルペス性歯肉口内炎、ヘルペス性角膜炎、
性器ヘルペス、ヘルペス性脳炎

 

 

単純ヘルペス2型

 

 

性器ヘルペス、臀部ヘルペス、ヘルペス性髄膜炎

 

※以前は口唇ヘルペスは1型、性器ヘルペスは2型に分類されたが、オーラルセックス普及により区別はつきにくくなっている。

「口にヘルペスが出来ていても型が違うからうつらない」といううわさは所詮噂です。
しっかりうつります。

 

ヘルペスの感染経路

あらゆるセックスで感染します。

 

ヘルペスの症状

性交渉後2〜12日後に水泡を伴った形のいびつな発疹が、皮膚や陰部にできる。痛みは伴うものとそうでないものがある。発疹は水泡がつぶれると皮膚に色素沈着を起こし、神経の痛みを伴う事がある。まれではあるが発疹部位の神経麻痺を起こす事もある。
感染しても無症状でいる事もあるので知らないうちにうつしてしまう事がある。

 

ヘルペスの検査内容

無症状の場合は血液検査を行うが、発疹がでていれば診察で見ただけで診断できる。

  • 血液検査:単純ヘルペス抗体検査

→ヘルペス検査の費用一覧はコチラ

 

ヘルペスの治療法

バラシクロビルまたはアシクロビルの経口摂取、または軟膏の塗布。
また1年に6回以上発症が見られる場合は発症抑制療法が行われる。

ヘルペスの発症抑制療法
バラシクロビル(商品名:バルトレックス)の投与:健康保険の制度上1年間毎日内服する
発疹のある時には抗ウィルス剤の軟膏を処方される。

→ヘルペス治療に使われる抗生物質の購入はコチラ

 

ヘルペスについての補足

  • 初感染から1年以内に8割が再発。(2回目の方が症状が強い傾向にある)
  • 水痘の予防接種は現在2回接種が勧められているが、接種率は40%と低い。獲得した免疫は終身でなく有効期限があるが、効果の年数は人それぞれで血液検査で知る事が出来る。
  • 妊娠中の感染は初期であれば胎児奇形(先天性水痘症候群:四肢低形成、精神遅滞など)の発生頻度が上がり、後期であれば早産や水痘感染になる事がある。産道感染の予防のため帝王切開で出産する事もある。

性病の教科書 〜カテゴリ一覧〜


あなたに”オススメ”の記事

性病検査は何科で受ける?性病科と泌尿器科・産婦人科の違い

風邪やケガと違い性病検査の場合、そもそも何科を受診すればいいのか分かっていない人も多いようです。そこで今回は性病検査を受ける際に性病科・泌尿器科・産婦人科の違いを説明します。

絶対NG!性病を放置してはいけない5つの理由

性病は自然治癒しない病気なので正しい知識を元に速やかな対処が必要不可欠!しかし、巷には眉唾モノの怪しい噂が出回っているのも事実。そこで”絶対に信じちゃいけない”誤った性病の知識をまとめました。都市伝説並に信憑性がないので注意です!

性病検査は即日可能?焦るアナタが気を付けるべきポイント

『性病かも…』という不安から検査結果が即日で分かる方法を聞かれることがあります。結論から言えば即日の性病検査は可能です。でもその時に気を付けなければいけないポイントをまとめました。

性病感染!?おりもの異常からみる女性の性病

女性にとっておりものはある意味健康のバロメーターと言えるほど体調に影響を受けやすいものです。実際、おりものの異変から性病感染を自覚するケースもあります。性病感染によって起こり得るおりものの異変を確認しましょう。


当サイト限定!お得情報




Copyright c 【性病の教科書】 性病の悩みを一発解決! 性病の症状・検査・治療法まで徹底解説!! All rights reserved (コンテンツの無断複製・転載を禁じます。)