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性病検査は一体何科に行けば検査出来るの?

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診察科の違い

photo by nic519

 

性病は感染症の1つですので、風邪のように放っておいて治るということはありません。検査・治療の為に病院で診察を受けることが大切です。ということで、意を決して病院に行こうと思っても一体何科に行けばいいの?

 

一般的には…性病科、泌尿器科、婦人科・産婦人科と言われていますが、それぞれの違いは何なのでしょうか?意外と知らない性病科・泌尿器科・(産)婦人科の違いを確認しましょう。

性病科、泌尿器科、婦人科・産婦人科の違い

1.性病科

対象者

男性/女性

対象臓器

陰部・皮膚

診療設備

内診台

治療

内服・軟膏処方

特徴

性病に関する経験が豊富。
入口に入るまで勇気がいるが、待合室が同病の人ばかりなので精神的に楽。
健康保険によっては診療科が会社や家族に判ってしまう事があるので注意が必要。
性病科のある病院は少なく、泌尿器科や皮膚科、産婦人科などと併設されているケースがほとんど。

 

2.泌尿器科

対象者

男性/女性

対象臓器

腎蔵、尿管、膀胱、尿道、こう丸

診療設備

内診台、膀胱鏡、超音波

治療

内服・軟膏処方

特徴

対象臓器が多いので待つ時間が長い。
性病の診断の経験が少ない医師もいるので不要な検査をすることもある。
患者の年齢層が高い科なので、自身の年齢によっては待合室でういてしまう可能性がある。

 

>3.産婦人科

対象者

女性(妊婦)

対象臓器

胎児、胎児付属物、子宮、膣、乳房

診療設備

内診台
(足台の開閉が自動でできるタイプを導入しているところが多い)

治療

内服・軟膏処方・膣剤挿入

特徴

分娩に対応している病院と、対応していない病院がある。
妊娠中に性病感染・パートナーが感染していることが分かると胎児への影響を考えて大きな病院に紹介されることがある。

 

4.婦人科

対象者

女性(※)

対象臓器

子宮、膣、陰唇

診療設備

内診台
(足台の開閉が自動でできるタイプを導入しているところが多い)

治療

内服・軟膏処方・膣剤挿入

特徴

分娩に対応している病院と、対応していない病院がある。
分娩対応していない病院は比較的空いていることが多いが、市の子宮がん検診の時期は混雑する事があるので注意が必要。

※12週位までの妊婦、不妊症の患者もあり。性病診断後パートナーの受診が出来るところもあるが、内科や皮膚科を紹介する事もある。

 

全科共通

尖圭コンジローマの焼却・冷却術を行う時に外科・皮膚科を紹介することもある。病院によって紹介でなくその科で治療を行ってくれることもあるので、時間の取りにくい時には治療内容を電話で問い合わせてから行くと良い。

 

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