性病検査を受ける際の病院選びのポイント
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診察科目が分かれば(性病科と泌尿器科・産婦人科の違い参照)、病院はどこでも大丈夫なのでしょうか?いいえ、そんなことはありません。実は病院によっては待ち時間が違うことはもちろん、検査費用が2倍も違うことも!そんな無駄をなくすためにも病院選びは慎重に!
でも、ちゃんと病院ごとにそれぞれの特徴・特色があるんです。人によって合う合わないがありますので病院選びのポイントを押さえて失敗しない病院選びを!
病院選びのポイント
まず抑えるべきポイントは“病院の規模”です。
病院は大きく3つに分類されます。
1.大病院
2.中規模病院
3.医院/クリニック
それぞれに特色がありますので、まずはそちらを確認しましょう。
大病院 |
多くの入院病床をもつ。専門科も細分化されていて多くの検査・治療が出来る。反面、紹介状がないと外来受診できなかったり、教育機関の意味合いもあるので珍しい症例には学生の同席をお願いされることもある。待ち時間は長い。
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中規模病院 |
入院病床を持つ個人病院。医師個人の技量により診察の質が変わる。
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医院/クリニック |
地域密着型の病院。入院は無い。サービスの質により経営がかかっているため医師、スタッフの接遇が良いところが多い。
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病院ごとの費用はあまり変わらないが土日祝日、夜間の診察代金は高いので注意しましょう。
病院を選びで確認すべき7つのポイント
性病を多く扱っているか
経験の浅い医師だと性病をあつかったことがないので内診台に挙がっている時間が長くなったり、不要な検査をする事がある。
内診台が自動化されているか
古い内診台は足の開脚がきつかったり、クッションが硬い。
電話での問い合わせの対応が良い
医院/クリニックで踏み込んだ質問をしたときに、返答に時間がかかる病院は医師が頑張っているところが多いので吉
市の健診時期を外す
数も多いのと受診に慣れていないので待ち時間が長くなる。元気な人が多いため話しかけられることもある。
受付のおしゃべり
受付の人も多くは患者のプライバシーを心得ているが、一部そうでない場合もある
病院名で選ぶ
健康保険を使う時、明細に病院名・診療科が載ることがあるので、家族や会社に知られたくないときには「性病科」を避ける。
皮膚科を併設している病院が良い
性病の多くは症状が皮膚に現れるため皮膚科の知識のある医師がいる病院のほうが診察がスムーズ。
受診にあたり性生活の内容を話す事は予想されます。パートナーの有無、不特定の人との性生活などのエピソードを簡単にまとめていくと診察の時に落ち着いていられるでしょう。過度の緊張は診察の痛みや凌辱感を引き起こします。医療従事者はある意味スペシャリストです。安心とリラックスが大切です。
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