【性病予防に!】陰部を清潔にするということ(男性版)
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陰茎は生殖行為にも使いますが、排尿にも使うので完全に清潔状態を保つのは難しいですよね。しかし、出来る限り清潔状態を保たないと様々な弊害があるんです。
陰部を清潔に保つ目的
- パートナーを守るため
性交をしますと言われた時に清潔を保つ事はとても大切です。女性の膣は子宮につながっています。きれいにしておかないと子宮や卵巣に炎症を起こし不妊の原因となったり梅毒や淋病などの性行為感染症にかかるリスクがグーンとあがってしまいます。
- 自分自身のため
陰部の清潔が保てないと、臭いに苦しんだり尿道や膀胱に炎症を起こしてしまい排尿の度に痛みや不快感に悩まされてしまいます。
陰部を清潔に保つために
基本1日1回入浴時に体を洗う時に石鹸をつけて洗っていれば問題ありません。この時に陰茎だけでなく陰毛や皐丸も観察するようにしましょう。普段の自分の陰部を知る事はなにか異常が起きた時に早めに見付ける事が出来ます。パートナーを守るという意味でも、性行為の前は出来るだけ入浴するようにしましょう。
(包茎の方は真性、仮性にかかわらず包皮をむいて洗いましょう)
〜自慰行為の際の注意点〜
陰部の清潔を保つ時に忘れていけない場面があります。それは自慰行為です。手にはハンドソープのCMでも言われているくらい色々な細菌類がついています。そんな細菌が自分の尿道口の近くにあるなんて・・・ぞっとしますね。自分の手を使う時は必ず手洗いをしてから実施しましょう。
陰部を清潔にするということのまとめ
尿道炎・膀胱炎は高熱と排尿時の痛みが特徴で一度なってしまうと繰り返す病気です。性行為感染症にもかかりやすくなると言われています。器具を使う時もきれいに洗浄してから使いましょう。尿道に何かを挿入する自慰行為もあるますが清潔を保つという視点からはかなりおすすめ出来ません。女性の場合は膣の分泌物の効果でそこそこ雑菌が入っても自浄作用で抵抗できますが男性にはありません。
最後に相手が男性・女性に限らず性交時はコンドームを使いましょう。快感はちょっと落ちるかもしれませんが性行為感染症の感染は良い事は一つもありません。自分の身は自分で守りましょう。
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