【体験談】蒸れは大敵!カンジダになった女性の理由とは
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性病の中でもカンジダは性行為が原因だとは限りません。元々カラダの中にある菌だと言われており体調不良によって発症してしまう人もいます。今回の体験談では女性が陥りがちなある理由でカンジダを患ってしまったのです。
他人事じゃない女性とカンジダの関係
氏名(年齢):E子(37)
病名:カンジダ膣炎
新婚のE子は夫と共に不妊外来にいらっしゃいました。
一般的には健康な夫婦が2年間子供が出来ない時に「不妊症」として外来を受診するのですが、E子の年齢が少し高いのを気にして二人は「不妊外来」の門をたたいたのです。
一般的な問診が終わり内診をします。
「不妊」の外来では子宮・膣部・卵巣卵管の異常はないか内診と超音波検査をします。
E子は夫を外にまたせて内診室に入ります。
待っても、待ってもE子は内診台にあがりません。
何枚も重ねて服を着ているのか・・・
秋のちょっと涼しくなって時期に合計5枚。
内診台にあがります。
股間を目にして・・・
真っ白な陰唇、赤く膨れた膣口
培養検査をするまでもなく「カンジダ膣炎」です。
E子に病名を告げ膣をきれいに洗い流し膣錠を挿入します。
内診が終わり内診室をでたE子
「あなた、浮気してたのね・・・ひどい」
二人を診察室に呼んで・・・
医師からカンジダは性行為だけでなく体力低下などによる発症もある病気である事が説明され、とりあえずの事なきをえました。
看護師から一言
カンジダの原因は真菌というカビの仲間です。健康な人もカンジダ自体は元々持っている場合が多いのですが、普段は自浄作用によって発症しないで過ぎます。体力低下・糖尿病・妊娠などで抵抗力がおちたり、蒸れたり・不潔な状況(単に汚れているだけでなく、おりものシートやナプキンを長時間あてる)が続くと発症します。この他に性行為やウォシュレットの多用でも自浄作用が低下して発症します。
E子さんも子を授かりたいがための過剰な厚着による蒸れと産婦人科に行くためにウォシュッレットの多用したことが今回の原因の可能性として考えられます。
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