【体験談】風俗で性病感染した夫婦の話
ツイートphoto by Jim Shots
男性の中には自身の性欲の為に風俗店を利用する方もいます。その時の行為がきっかけで家庭内に性病を持ち込む可能性があることを忘れてはいけません。今回はそんな夫婦のお話。
夫が風俗店で感染したのは梅毒でした…
氏名(年齢):B太(48)
病名:梅毒
B太は微熱と倦怠感で内科受診した。
医師の問診で
「わしな3か月前に母ちゃんと一緒に銀婚式のお祝いにインドネシアにいったんなー。南国の陽気でついムラムラきて、母ちゃん誘ったんだけどだめで現地の女の子買ったんよー。帰ってきて1カ月ぐらいでチンポ腫れてくるし、良くなったけど身体がだるいし、エイズとかじゃないかな。」
その日は血液検査をして帰宅する。
再診の日、血液検査の結果エイズではなかったが、梅毒であったことが医師から伝えられる。
「梅毒ゆうたら昔遊郭で女郎さんがよく死んだあれやろー、何カ月もほっといたし手遅れとかじゃないよなー」
「でも、何より母ちゃんとあれから何回か営んでるけど、母ちゃんに言うのもこわいなーでも母ちゃんも心配だしー」
医師は次回妻同伴での受診をすすめ内服薬を処方した。
次の再診日妻と一緒にB太は来た。心なしか小さく見える。
「この度は夫が大変取り乱したようで失礼しました。でも話をきいて最初はあきれるやら、情けないやらで…でも、正直に話したこの人に免じて離婚は思いとどまったのだけど、いくつになっても男の人は仕方ないですね。」
妻の血液検査も梅毒陽性だったので3ヶ月間一緒に内服治療をし、完治しましたとさ。
看護師から一言
梅毒はかつて花柳病として遊郭などで蔓延した病気です。一昔前まで減少傾向にあったのですが、近年徐々に増加してきています。今回B太さんがこれまでの経過を話してくれたので早期診断につながりましたが、微熱と倦怠感の訴えから正確に診断をつけることは大変困難です。治療が感染から数カ月で手遅れになってしまう事はありませんが、自然治癒する事もありません。早期の治療開始が早期完治につながる事は間違いありません。
また、まさか夫婦の記念日に不貞をするなんて・・・妻の怒りはいかばかりか、でもB太さんの思いやりや、正直に話す誠実さが妻に伝わったのでしょう。性病感染はパートナーと一緒にすることが大切です。
尚、今回のB太さんの奥さんのようにパートナーが必ず許してくれるとは限りません。それが原因で別れてしまうケースの方が多いくらいですので、決まったパートナー以外との行為は性病以外にも様々なリスクがあることをくれぐれもお忘れなく。
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