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男性の患者さんの中には性病感染の原因として“風俗店の利用”をあげられる方が少なくありません。しかし、風俗店といってもそのサービス内容は様々で、当然その内容によって性病感染のリスクは違います。今後、もし風俗店を利用する機会があった際にはそれらの各リスクを踏まえて可能性の少ないお店を出来る限り選ぶようにしましょう。

風俗店・サービス内容別の性病感染リスク

• セクキャバ、手コキ

  粘膜同士の接触がないので性病にかかりにくい、手に傷がある時はエイズやＢ型肝炎、Ｃ型肝炎になってしまう可能性があります。

 

• ピンサロ

  口と性器の接触なのですべての性病に感染する危険があります。一人の客に対する時間が短く、回転率が良いので一人で複数人の客を相手にするので他のサービスよりかえってリスクは高いです。特に１回に複数の女性が入れ替わる「花びら回転」は危険。

 

• イメクラ

  素股やギリギリの性的サービスではありますが、すべての性病に感染する事があります、性病の検査を定期的に行っています。

 

• ソープ、ヘルス

  個室内の自由恋愛であるが本番行為が出来る風俗店です。本番行為があるのですべての性病にかかる可能性があります。個室内は女性ごとに管理をまかされている事がほとんどなので、複数回行く時は清潔感のある女性を選ぶようにしましょう。ノリがよくても不衛生な女性やハードプレイＯＫの女性は注意が必要です。

 

• 性感マッサージ

  マッサージ店の１種で健全なマッサージ店と区別がつきにくい。非合法の営業をしている事もあるので、非合法の店舗の性病検査結果はあてにならない。すべての性病の危険があります。

 

• デリヘル、個室デート

  あくまで自由恋愛なので本番に至らない事もありますが、全ての性病になる可能性があります。非合法の会社が多めで性病検査をしていない事もあり、クラミジアの感染が多いようです。

 

• 立ちんぼ

  非合法、国籍不明のためすべての性病にかかる可能性が極めて高いです。安価で本番行為、フェラチオなどのサービスを受ける事が出来るが性病感染リスクは最も高く“危険”レベルです。

 

• 同性風俗

  風営法の規制を受けない元男性の女性が性的サービスをしてくれる。もともとエイズは同性愛者の多い地方で蔓延していた経過から考えても性病に感染、特にエイズ感染のリスクは高い。

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風俗店ではいかなる行為に関しても性病に感染する可能性があります。この記事を読んでいる男性の多くは『既に風俗店に行き、なんらかの心配をしている』状態でしょう。性病慣れ！？風俗常連の男性の場合や性病は夫婦の絆を壊すのか？でも説明していますが、看護師目線から考えても風俗によって性病に感染する男性は珍しくありません。もし、性病感染を心配しているならば下記を参考にしてください。

性病感染の有無を確認する方法

参考ページ

1. 病院で性病検査を受けるデメリットとそれを避ける方法
2. 診察代・検査代・くすり代・・性病検査にかかる費用はいくら？
3. 病院で性病検査を受けられない場合の自宅で出来る対処法

風俗店を利用する男性に看護師から一言

こうしてあげただけでも様々な種類の風俗サービスがあることが分かります。結論としてはほぼ全てのサービスに性病のリスクは存在します。性病検査をしている風俗店であっても、潜伏期間中だったり、そもそも行われている検査の精度があてにならない可能性も考えられます。また性病感染リスクが低いといっても可能性が“０”ではありませんので、基本的には利用しないに越したことはありません。

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